天平厨子(てんぴょうずし)
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様式にこだわらない自由な礼拝場所をお求めの方にお奨めします。
商品詳細
◆ このお厨子にはお掛軸(ご本尊)・お道具は付属しておりません。
■京都発(国産品)
■お厨子の寸法
・外部=下巾33cm×高さ(宝珠先まで)49cm×奥行28cm
・内部=(木仏等ご安置場所)正面柱間16.5cm・側面柱間13cm・内部高さ24cm
■幕絞り(まくしぼり/水引・柱巻とも)の開口部は、
正面開口:巾10.2cm 高さ16.5cm / 側面開口:巾7.2cm 開口高さ16.5cm
※ 幕絞り(水引・柱巻)=柱や長押につける布
この天平厨子には古代文様をイメージ柄とした布を木板に貼っています。
幕絞りの柄はその都度変わることがあります。
◇形 式◇ | |
四角い本体部に屋根を設けた建築物形式です。 やわらかい曲線の屋根勾配をもち、頂上部には金箔押しの宝珠(ほうじゅ)を置きます。 屋根は方形で一度起(むく)りをもってさがり、先のほうで少し上に反らせています。 屋根四隅は蕨手(わらびて)になっています。 本体部は四つの柱で構成されていますが三方面は(扉を取り付けずに)柱に幕絞りを取り付けています。向板(むこういた=正面奥の背板)は金紙を貼っています。 |
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◇デザイン◇ | |
基壇部正面は抽き出し式です。 装飾としての繰型・格狭間などは一切ありません。 最下部は複数框と小足装飾などを一組とする地覆形式です。 このお厨子には飾り彫り物・蒔絵(まきえ)・錺金具(かざりかなぐ)はありません。 できる限りシンプルに仕上げました。
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■3種類
種 類 | カート | 説 明 |
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天平厨子 タメ塗 |
丁寧に下地をした後に、朱色の漆を塗り、 その上から透明の漆(透け漆)を塗っていきます。 漆塗りの表面を平らに研ぎ磨いて光沢を出す蝋色仕上げで鏡面加工します。 |
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天平厨子 |
丁寧に下地をした後に上質の天然漆を塗っていますので末永く光沢を保ちます。 漆独特の黒く深い艶でむっくりとした質感とシャープな印象に仕上げています。 | |
天平厨子 |
下地には伝統技法である堅地塗(かたじぬり)を施し、仕上げに漆を数回摺り込んでいます。 下地に直接漆を摺り込む手仕事なので「吸い込み具合」と「摺り込み具合」の偶然の濃淡が一品ごとに違った表情で完成します。表面の色合いは年数を経るごとに味わい深い風合いになります。 ※堅地=砥の粉(とのこ)と生漆(きうるし)を調合した下地材 |
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